rit.
rit.この音楽記号が、リタールダンドであることを信じて疑わない人も多いだろう。
イタリア人は、リテヌートだと思っているということを、先日教わった。
だんだん遅くとすぐに遅くでは、全然違う。
実はこのリテヌート。日本では、初歩の段階では、全然出てこない。
まぁ、リタールダンドしか習ってないのだから当然だ。
イギリス経由で、音楽用語が日本に輸入されたので、そのイギリスで、そのように解釈されたので、その間違ったまま日本に入ってきたんだとか。
ドイツ歌曲を勉強して、リテヌートを習ったし、リタールダンドとリテヌートを区別していた。
曲の終わりは、リタールダンドであろうし、曲の途中で出てきたら、リテヌートであろう。
音楽用語は、イタリア語が使われているから、小さい子どもにとって大変だろう。
これが、ドイツ語圏に行けば、楽譜にはドイツ語で音楽用語が書かれているものもあるし、イタリア語の歌詞の下には、ドイツ語の歌詞が書かれている。
日本の楽譜も早くそのようになることを望む。
間違ったことが、今の時代にも訂正されずに通っていることも不思議だ。
音楽の教科書から直さなければいけないし、音楽表現が変わってくる。これは問題だ。
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